お庭ができるまで

白坂グリーン企画は、『すべてのお客様にご満足して頂けるようなモノ造り』を目指しております。プランニング・価格・施工において、どのようにしてお客様にご満足して頂いているのか、実際にご依頼頂いたお客様の事例を見ながら『お問い合せから完成まで』のながれを具体的にご紹介します。

  • 打ち合わせ・プランニング

    今回のご依頼者様は建物の着工前にご連絡を頂きました。 初回打合せ時に大まかなご要望をお伺いし、原案プランを2つ作成しました。その後、建物の建築が進むにつれ、ご依頼者様のご予算・ご要望が固められた様で、再度ご連絡を頂きました。 その時の大きな変更点として、玄関タイル階段の向きや駐車台数の変更がありました。その変更点を踏まえて再度2つプランを作成しました。 結果、1つのプランを気に入って頂きました。さらにそのプランをご依頼者様の理想のイメージに近づける為、その後も打合せを重ね、最終プランを作り上げていきました。

    このようにして、何度も打合せを重ねることで、ご依頼者様にデザイン・金額共に、ご納得頂けるプランを作り上げていきました。

  • 工事開始

    近隣の方々にご挨拶をした後に、施工を開始致します。

  • 土工

    土工とは、一般的な外構工事において一番初めにおこなう作業で、駐車場やアプローチなどのコンクリートを打設する場所、砂利を敷く場所などさまざまな箇所に行います。基本的には仕上がりの高さから必要な分だけの土を削っていきます。

    白坂グリーン企画では、土工作業をおこなう前に、駐車場やアプローチなどの位置や勾配などを、現地でお客様に確認頂いてから作業をおこなっております。また、砂利を敷くところであっても水溜まりができないように水勾配をとり、しっかりと転圧をして砂利敷きをしております。

  • エクステリア商品組立

    エクステリア商品と言っても、フェンス・物置・機能門柱・テラスなどいろいろありますが、今回はカーポートの施工をご紹介致します。

    白坂グリーン企画では、まず、お客様にカーポートの位置と屋根の高さなどを確認して頂きます。ご確認頂いた後、メーカー規定の基礎コンクリートの大きさが確保できる穴を掘ります。今回は、Y 合掌タイプの土間コンクリート併用基礎で、縦 30 ㎝×横 60 ㎝×深さ 55 ㎝以上が必要でした。この寸法を写真で管理し、工事写真帳に添付します。他のエクステリア商品に関しても基礎寸法はメーカー指針を守り、写真で管理します。

    その後、基礎コンクリート打設・組立をします。組立完成後も工事は続くので、他の作業中に柱などにキズを付けないように保護をしてカーポートの作業完了となります。

  • 飾り門柱・ブロック塀

    飾り門柱は、普通ブロックの表面にモルタルを塗り、その上にお好みの色を塗装してできています。基本的にはブロック塀と施工方法は同じになりますので、1 つの項目にまとめました。

    まず、ブロック塀の基礎に必要な深さの穴を掘ります。白坂グリーン企画では基礎砕石厚み10 ㎝+基礎コンクリート厚み 10 ㎝の合計 20 ㎝の深さを規定にしています。この寸法を写真管理しています。また、基礎寸法だけでなく路床・基礎砕石の転圧状況など実際の作業状況も写真管理し、工事写真帳に添付しています。

    その後、ブロックを積んでいきます。ここでの管理項目として、鉄筋の配置があります。そもそも、鉄筋には塀を倒そうとする横からの力に抵抗する縦筋と、塀の長さ方向を一体とする役目をもつ横筋があります。この 2 種類の鉄筋を適切に配置することで、強度を高めています。施工するブロック塀の高さによって変わりますが、一般的には縦筋は 80 ㎝間隔以内、横筋は 2 段おきに設置し、それが適切に守られているか写真管理しています。

    このようにして求める高さまで積上げて、ブロック工事の完了となります。 今回の飾り門柱には、ポイントでレンガ張りと笠木レンガがありましたので、お客様にレンガを張る位置と笠木レンガの色の組合せを確認して頂き施工をおこないました。 その後、ブロック表面にモルタルを塗り、十分に乾燥させた後に、色を付けて飾り門柱の完成となります。

  • アプローチ・駐車場

    今回のアプローチは、レンガで縁取りをした土間コンクリートのアプローチに、ポイントでレンガが敷いてあるタイプでした。

    土工完了後に、お客様にアプローチの位置・形を確認して頂いた後に、縁取りのレンガを並べます。その際の管理項目として、基礎砕石・基礎コンクリートの厚み、転圧状況などを管理します。その後、ポイントとなる敷きレンガを大まかに並べ、お客様に確認頂いた後に施工をしていきます。

    敷きレンガ完了後、ワイヤーメッシュを敷き、生コンクリートを打設すれば完成です。

    このワイヤーメッシュとは、鉄筋を縦横に組んで溶接した物のことで、コンクリートのひび割れ防止や強度の補強に用いられます。白坂グリーン企画では、ワイヤーメッシュの設置状況や、コンクリートの厚みなども写真管理しています。

    ちなみに駐車場の場合は、まず土工完了後、設計図の駐車場の形に型枠を設置します。型枠完了後、ワイヤーメッシュを敷き、生コンクリートを打設すれば完成です。管理項目はアプローチと同じです。

  • タイルデッキ

    まず、お客様とタイルデッキの大きさや高さ、位置を確認します。確認頂いた後、普通ブロ ックを使用してデッキの外枠を作ります。その際、家とデッキタイルの結束を高める差筋アンカーの使用状況や鉄筋の配置、ブロックの基礎などを写真管理します。

    ブロックで外枠が出来たら、ブロック外枠内に基礎砕石を敷き込みしっかりと転圧作業をおこないます。基礎砕石はブロックの天端より 5 ㎝程低めに仕上げ、そこにワイヤーメッシュを敷き、コンクリートを打設します。ここでは、基礎砕石の転圧状況・ワイヤーメッシ ュの設置状況・コンクリートの厚みなどを写真管理します。

    あとはタイルを貼り、目地入れをすればタイルデッキの完成です。

  • 完成

    お引き渡し前に全体の清掃をして完成です。

    このように白坂グリーン企画では、我々の意見をお客様に押しつける様なことはせず、お客様一人ひとりに寄り添い、責任感を持って、ご提案・施工させて頂いております。